一人旅好きな私の旅行の心得とは?楽しむ旅行のすすめ!

旅行に行く私は、一人で旅をする!そんな一人旅の私のルール!?

金沢へ美術巡り

初めてのひとり旅で、石川県の金沢に行きました。初石川県です!季節はちょうど夏の初めでした。旅行のお目当てはとある美術展示です。そのほかにも、金沢には様々な魅力的な観光資源がありましたので、とても楽しみにしていた旅行でした。自分で新幹線とホテルを予約して準備をしました。自分の住んでいるところから石川県はとても遠くて、回り道になってしまうので、東京に一度出て1泊してから金沢に向かうことにいたしました。

金沢と言えば兼六園は外せません。思ったより広くない公園でしたが、アップダウンもあり、くまなくまわるのは中々大変でした。高いところからは能登半島が見えました。もし車での移動でしたら、能登半島もまわってみたかったなあと思いました。能登半島でしたら、和倉温泉、白山神社、なごみなどの観光スポットにも行ってみたかったです。

お食事は、金沢はもうミソが強いんだな…というのが印象にあります。和食、洋食、美味しい物がたくさん揃っておりました。能登からの食材を使っていたりするようです。街で食べたのは8番ラーメンです。金沢と言えば8番ラーメンです。具もたっぷり、8番印のなるとが可愛かったです。そして、金沢と言えば和菓子なのです。和菓子の消費が日本一とのことでした。様々なお菓子とお茶で優雅なひとときを過ごしました。

金沢は観光資源が狭い範囲に集まっています。バスで移動しながらまわるのに丁度良かったのが面白かったです。広間の観光を終えてホテルに戻ると、ホテルのオーナーの方が、ホテルの周りの見どころをおしえてくださいました。金沢は工芸の街であること、そのお店など。そして季節柄、丁度初夏だったのですが、蛍の鑑賞会をしていると教えていただきました。蛍は初めて見るわけではありませんでしたが、この季節に来られたのだからと思い脚を伸ばしてみました。

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開場は地元の方を中心に賑わっており、蛍もたくさん舞っていました。まさかこんな歓迎を受けるとは思っていませんでしたので、凄く楽しかったです。貴重な経験と思い出になりました。ひとり旅でしたので不安もありましたが、ホテルの方がよくしてくださり、色々教えてくれたのでとても楽しい旅行にすることができました。金沢の人達の人柄に振れられて、旅の醍醐味を味わうことができたと思います。またいきたいです。

初めてのひとり旅でしたが、金沢はとても治安がよく、恐い思いはまったくしませんでした。夜も少しで歩きましたが、路は明るく、飲み屋街にも行ってみましたが、皆さん穏やかにそれぞれ楽しんでいるというかんじでした。一人でプラプラと歩いていても酔っ払いなどに絡まれたり、声をかけられることもなく、安心して外食を楽しみました。お店の方も一人ならこのくらいの量でいいのでは、少し量を加減しましょうか?など言ってくれて親切でした。

残念だったことはひとつあります。いわゆる、金沢料理を食べ損ねたことです。チェックした美味しそうな金沢料理を出すお店に行きたかったのですが、格式のあるお店だったので、ひとりでの入店は断っているとのことでした。今度金沢に行くときは誰か誘っていけばそのお店にも入れるな…。と思っています。

ひとり旅はそういうできないこともありましたが、ひとり旅だからこそ色々な人と巡りあったり、お話しする機会にも恵まれて、それは楽しかったです。ホテルの方がよくしてくださったのでゆっくりと観光することができました。地元の人しか知らないところも教えてもらうことができて良かったです。次に行くときは、またひとり旅にするかどうするか迷い
ますが、美術巡りはひとりでゆっくりできたのでドライブしに友人を誘ってみようと思います。

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トルコへ、夜の一人歩きは避けるべき

付き合っていた人(日本人です)と結婚し、海外に住むことが決まっていたのでその国に行く前に「世界一周航空券」を購入して数か国を周りました。関西地方に住んでいたので、関空からトルコのイスタンブールに飛行機で行きました。トルコで滞在したのはイスタンブールとカッパドキアです。7月中旬に出発して約1週間滞在しました。私はトルコ旅行を経験していましたが夫は初めてだったので、べたな観光地を周ることを目的とした旅行になりました。

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トルコではイスタンブールとカッパドキアに行きました。イスタンブールではアヤソフィア・グランバザール・ブルーモスクを観た他、船でボスポラス海峡を渡り感動しました。沢木耕太郎の「深夜特急」が好きだったので、海を見ながら「鯖サンド」を食べたのが最高の思い出です。

カッパドキアへはイスタンブールからの現地ツアーで行きました。バスの往復と洞窟ホテル、気球体験が付いたものでした。カッパドキアはとても遠く、途中でバスも故障したのでかなり長時間の旅になりましたがイスタンブールでバスに乗る前にハマム(公衆浴場)で汗を流しておいたので正解でした。洞窟ホテルは暗かったのですが趣がありました。気球体験は早朝にバスで迎えにきてもらい気球の場所まで行きました。トルコの食べ物は日本人の好みに合うので、どんなものを食べてもとても美味しかったです。値段もお手頃で毎回感動しながら食べていました。


一人でトルコ旅行をした際には、私が女だからということもあり、うっとおしいくらいに男性から声を掛けられて辟易した覚えがありましたが、夫と一緒に周った際にはそんなには声をかけられず、むしろトルコ人の優しさを感じることがたくさんありました。早朝、気球に乗りに行った時には簡易のスタンドに食べ物や温かい紅茶を用意しておいてくれたり、街角で立っているおじさんが私たちにチャイ(リンゴの紅茶が多かったです)をごちそうしてくれたりすることがありました。

アヤソフィアの前で突然私が小さな女の子から声をかけられました。トルコでは物乞いの子供もいるので一瞬「お金をねだられるのかな」と思って身構えましたが「一緒に写真を撮ってもいい?」と聞かれました。理由は分からなかったのですが、知らない女の子と二人で彼女のカメラに映ることになりました。その後「あなただけで撮っていい?」と聞かれ、なぜか私の写真が撮られることになったのが今となっては良い思い出です。彼女にとって日本人が珍しかったのかもしれませんが。

イスタンブールに到着した夜、小型バスでホテル前に連れていってもらったのですが、治安も悪そうではなかったので私は一人で少し散歩をすることにしました。時間は7時くらいでした。夜なので中には入れないためにモスクを外から眺めていると、作業員風の男性(私より年下のまだ10代の少年といった感じです)が少し話しかけてきました。トルコではよくあるので「またか」という思いで普通に会話をしていました。

すると「僕はこのモスクの改装の仕事をしているから夜でも中に入れるんだ」と言い出しました。「へぇ、すごいね」と返事をすると「今から入ってみない?入れる道があるから」と言って私の手をいきなり取って歩き出しました。その時になって気づいたのですがそこは人気のない場所でした。そこで私はハッとして「いや、いい。入るつもりはないから!」と少しきつく言いました。すると彼は悲しそうな顔をして「僕はあなたと友達になりたいのに・・」と言った言葉をつぶやきました。「私は友達はいらないから」と言い、そのまま彼を置いて早足でホテルに戻りました。今までに日本人女性をその手で落としてきたのかと思いゾッとしたのを覚えています。

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