東南アジアに酔いしれる一人旅の醍醐味。

旅行に行く私は、一人で旅をする!そんな一人旅の私のルール!?

タイ・カンボジアに一人旅をしました。目的は長期で海外旅行なんて社会人になったら絶対できないと思い、それまで海外へ行ったことがなかったのですが思い切ってひとりで旅行することにしました。母とその前の週末にエントランスの日帰り旅行に一緒に行った際、自由時間に一人でプラプラしていたら迷子になり、バスの出発時間に間に合わず参加者の方にも迷惑をかけてしまった経験から大変心配されてしまいましたが、どうにか承諾してもらえました。

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移動手段は成田空港からタイのスワンナプーム空港へ飛行機で行きました。季節は夏で現地はじっとりとした蒸し暑い気候でした。期間は約1か月で帰りもタイ・カンボジアをまわった後、同じ空港から成田空港へ帰ってきました。最近は羽田からも飛んでいますが、成田発の方が料金は安いチケットが多いと思います。

観光場所に関しては行く前に決めずに現地で決めました。まずはタイバンコク市内を訪れました。本来であれば寺社仏閣が有名で観光場所はたくさんあるのは知っていましたが、特に興味がなかったのでほとんど訪れませんでした。かわりに訪れた場所はタイ市内の現地民が良くいくような食堂や街並みを中心に現地民になったつもりで日常を過ごしていました。

カンボジアではジブリ映画の天空の城ラピュタの舞台となったといわれているベンメリア遺跡へ行きました。また世界遺産であるアンコールワットへも行きました。現地での食事に関しては値の張るレストランへは一回も行かずに、現地民が食べるような安くて美味しい食堂でタイ料理・カンボジア料理を食しました。お腹を壊すかと一応薬も持参していましたが、水や氷には気を付けていたので大丈夫でした。

旅行で面白かった点は現地で出会った人々との交流です。タイ・カンボジアでの滞在中、ゲストハウスに泊まっていたため同じゲストハウスに宿泊している日本人・外国人とともに生活する時間が多かったのです。タイで知り合ったアメリカ人はイヌイットらしくいろいろな故郷での話を教えてくれました。またそれだけでなくタイに関して精通しており、おいしい食堂の場所や穴場スポットなどガイドブックに載っていないような有益な情報を提供してくれました。

またタイではゲストハウスに住み込みで働いているカンボジア人の少年と仲良くなりました。彼は日本に対して憧れが強く日本に関していろいろなことをわたしに聞いてきました。将来は日本人向けのガイドになるのが夢とのことで日本語を勉強している最中だったので滞在中にわたしはいろいろな日本語を教えてあげました。このように観光地で観て感じることよりも、現地で人との触れ合いによる経験がわたしにとっては面白く今でも鮮明に覚えているエピソードです。

旅行中に怖かった経験ははじめての海外旅行でタイへ入国した直後に詐欺にあってしまったことです。タイ市内を歩いているとおばあさんが話しかけてきて川辺に連れていかれました。そこには一艘の船が停泊しており、おばあさんは「乗れ」と誘導しました。怪しむこともせず言われるがまま船に乗ると船は川を遡り20分ほど走りました。そして元の場所へ戻るとおばあさんと船頭の男性が日本円で約2万円を請求してきたのです。

このような船上ガイドは実際に存在しますが、高くても1000円から2000円くらいのものであり、明らかに高額なのは分かりましたが、船頭の男性は数名いたため身の危険を感じて、言われたままの金額を出してしまったのです。タイに入国して5時間もかからずこのような詐欺にあってしまいとても怖かったとともに、これから1か月旅行する資金が減り、失敗談となってしまいました。英語でも何でもはっきりと「NO!」と言えば良かったと今でも後悔しています。

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